アンバサダーマーケティングで会社PR!基礎知識と事例

スマートフォンの普及に伴いSNSを利用する人が増加し、今や日本国内のSNS普及率は80%にも達するといわれています。2000年代の初頭まで企業は、テレビや広告などを使って商品やサービスをPRしてきました。

しかし、SNSやウェブサイトなどで情報を簡単に調べることができるようになり、消費者が信用する情報源が変化。その中で、新たな会社PRの手法として注目を集めるようになったのがアンバサダーマーケティングです。

今回は、アンバサダーマーケティングについて基礎から語るとともに、成功事例や費用相場などをご紹介します。

会社のPRに有効なアンバサダーマーケティングの基礎知識

皆さんは「アンバサダーマーケティング」という言葉をご存じですか?「聞いたことはあるけれど、どんな意味なのかはわからない」「インフルエンサーマーケティングとどう違うの?」などという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、アンバサダーマーケティングとはどのようなものかを詳しく説明していきます。

また、世間で注目されたアンバサダーマーケティングの事例や費用相場などもご紹介しますので、会社PRにアンバサダーマーケティングを利用したいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

基礎知識1

Basic knowledge 1

アンバサダーマーケティングとは

アンバサダーマーケティングとは、商品やサービスの熱心なファンに、企業に代わって商品やサービスをPRしてもらうマーケティング方法のことです。

アンバサダーには本来「大使」という意味があり、日本では自治体や機関、企業などの広報活動を行う人やイメージキャラクターを指すことが多くあります。その際、知名度や影響力を持った人、例えば芸能人や著名人などが任命されますが、アンバサダーマーケティングで重要視されるのは、影響力よりも「商品愛」や「サービス愛」。なぜなら、アンバサダーマーケティングは訴求の「質」を重視したマーケティング手法だからです。

では、インフルエンサーマーケティングとはいったい何が違うのでしょうか。

インフルエンサーマーケティングとの違い

まず、インフルエンサーマーケティングとは、SNS上などでファンが多くて影響力のある人・インフルエンサーを商品やブランドの認知拡大に活用するマーケティングの手法です。

インフルエンサーマーケティングの最大のメリットは、情報の拡散力が高いという点。しかし、インフルエンサーは必ずしも商品やサービスなどへの熱量が高いとは限らないため、消費者の購買行動へつながりにくいというデメリットがあります。また、インフルエンサーへの報酬は金銭のため、お金をもらってPRしていると思われがちなことも購買行動へつながりにくい一因となっています。

反対に、アンバサダーマーケティングの拡散力はインフルエンサーマーケティングほど高くはありません。しかしアンバサダーの場合、商品やサービスに対する思いが熱いため信用性が高く、購買行動へつながる確率は高くなります。よって、商品を広く認知してもらいたい場合はインフルエンサーマーケティングを、ファンの獲得が目的の場合はアンバサダーマーケティングを利用してPRを行うとよいでしょう。

基礎知識2

Basic knowledge 2

アンバサダーマーケティングにはどのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

ユーザーのリアルな意見を聞くことができる

企業は、ユーザーのリアルな意見や感想などを聞く機会がなかなか持てません。一般的なWebアンケートでは、ユーザーの商品に対する熱量が高かったり低かったりするので参考になりにくいことが多いのです。

一方、アンバサダーになる人はもともとその会社や商品の熱心なファンなので、積極的にアンケートに回答してくれますし、より本質的な意見を聞くことができます。

また、アンバサダー限定のイベントなどを開催すれば、アンバサダーは喜んで参加してくれるでしょう。なぜなら、自分の大好きな会社と交流できますし、自分の意見が商品に反映される可能性があるからです。よって、アンバサダーから意見を聞くことは、会社にとっても商品やサービスをより良いものにできる貴重な機会となりますし、アンバサダーの企業愛や商品愛がさらに深まることにもつながるというわけです。

アンバサダーのデータを得ることができる

アンバサダーになるためにはサイトからの登録などが求められますが、登録すると、アンバサダーとなる人の個人情報はデータとして企業側に届くことになります。アンバサダーが増えれば増えるほど、企業に蓄積されるデータの量も増えるというわけです。

また、「いいね!」が付きやすいのはどのようなアンバサダーの投稿なのかなど、貢献度合いや影響力などもわかるようになるので、アンバサダーのデータは、企業にとっての財産ともいえるでしょう。

ブランディングしやすくなる

ブランディングとは、企業がユーザーに与えたいイメージとユーザーが企業に抱くイメージを近づけることです。アンバサダーマーケティングでは、アンバサダーの声を直接聞くことができるので、ユーザーが企業に持っているイメージを把握しやすくなります。

集客に有効なアンバサダーマーケティング事例を紹介!

アンバサダーマーケティングでは、アンバサダーとなる人の「商品愛」や「サービス愛」が重要であることは前述の通りです。また、アンバサダーの商品やサービスに対する熱量が高いので、情報の信用性が高く、消費者の購買行動へつながりやすくなるということもわかりました。

では、実際に世間で注目された(成功した)アンバサダーマーケティングにはどのようなものがあるのか詳しく紹介したいと思います。また、費用相場についても紹介しますので、アンバサダーマーケティングでの会社PRをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

世間で注目された事例

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実際に世間で最も注目されたアンバサダーマーケティングをご紹介します。それは、ネスレ日本株式会社の「ネスカフェアンバサダー」で、日本マーケティング大賞も受賞しました。CMも流れていたので、知っている方も多いかもしれません。アンバサダーマーケティングの中でも、ネスカフェアンバサダーは大成功を収めた事例。2012年からサービスを開始し、2021年現在、ネスカフェアンバサダーの会員数は40万人を突破しています。

ネスカフェアンバサダーは、職場にネスカフェのコーヒーマシン(ネスカフェバリスタ)を無料で貸与してもらい、アンバサダー(職場の代表者)が専用カートリッジの定期購入と代金回収を行うというもの。なぜネスカフェアンバサダーは大成功を収めたのでしょうか。

その理由の一つは、「安価に気軽に会社でコーヒーが飲める」ということです。カフェのコーヒーは高いし、コンビニや自販機でも缶コーヒーは100円以上します。一方、ネスカフェバリスタは1杯20円程度と格安で、本格的なコーヒーが楽しめます。そして、会社でコーヒーを飲む習慣がつくことで、自宅にもネスカフェバリスタを購入する人が増えたのです。

また、「アンバサダーVOICE」という投稿コーナーで、職場でネスカフェバリスタを楽しんでいる写真やコメントを投稿したり、意見交換したりできるようにしたことも、ネスカフェアンバサダーの成功につながりました。アンバサダー同士が楽しく交流しているのを見た人が、自分もアンバサダーになりたいという気持ちになっていったのです。

ネスカフェアンバサダーが成功したのは、ネスカフェバリスタを導入することで「手軽にコーヒーを飲める」という機能的価値だけでなく、「職場のコミュニケーションが円滑になる」という情緒的価値があったからでしょう。

このように、顧客の関わり方やコンセプトを突き詰めることが、アンバサダーマーケティングで成功するためには重要といえます。

費用相場は?

What is the cost market?

インフルエンサーマーケティングの場合、インフルエンサーと企業の間には金銭的な関係が成り立っています。「フォロワー数×企業が設定する単価」という式によって計算され、フォロワー数が多いインフルエンサーほど報酬が高くなるのが一般的です。

例えばフォロワー数1万人で、フォロワー1人あたりにつき企業が設定する単価が3円だとしたら、報酬は「1万(人)×3(円)=3万円」。インフルエンサーマーケティングの場合、より多くの人に情報を届けることが目的になるので、フォロワー数の多い人気芸能人などの場合、必然的に報酬も跳ね上がります。しかし、広告やテレビCMを出すよりは安く済むので、コストパフォーマンスは良いといえるでしょう。ちなみに、企業が設定する単価の相場は、1フォロワーあたり3~5円といわれています。

一方、アンバサダーマーケティングは、基本的に自社製品を無料でプレゼントしたり、サンプルやファンが喜ぶ特典を付けたりするだけで、金銭報酬はありません。そのため、広告・宣伝費用を安く抑えることができます。ただし、アンバサダーを募集する際は、ある程度のお金をかけて広告を出したほうがより人が集まりやすいので、そういった面の費用はかかるかもしれません。

その際、注意してほしいのがアンバサダーの人選です。アンバサダーマーケティングにおいて、アンバサダーはどんな人を選んでも良いというわけではありません。フォロワー数がある程度は多い人を選ぶようにしましょう。いくら会社や商品の熱心なファンであっても、数人のフォロワーしかいなければマーケティングにならないからです。また、フォロワー数に対する「いいね!」や「シェア」数の割合も、しっかり確認するようにしましょう。

集客や会社PRにアンバサダーマーケティングを効果的に取り入れよう!

時代の変化とともに、会社のPR方法も変化を求められています。SNSを使った口コミという新たなマーケティング方法であるアンバサダーマーケティング。アンバサダーマーケティングを活用して効果的な集客や会社PRを行いたいとお考えの方は、ぜひおけいこドットコムにご相談ください!おけいこドットコムのコミュニティには、アンバサダーとなる人材が数多くいます。豊富なノウハウを活かして、お客様の商品やサービスを効果的にPRできる方法をご提案・サポートさせていただきます。

アンバサダーマーケティングで会社PR!おけいこドットコムがサポート

会社名 おけいこドットコム合同会社
代表社員
  • 湊容子
  • 中本富美
設立 平成28年2月18日
資本金 760万円
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