アンバサダーマーケティングでアンバサダーを募集する際の重要なポイントとは？

選ぶときに見るポイントとは

企業や施策によって求める部分は変わりますが、最低限以下の項目は満たすように選出していきましょう。

• InstagramなどSNSアカウントのフォロワー数
• フォロワー数に対して「いいね」や「シェア」数がどのくらいあるか
• 過去の投稿に寄せられたコメントが良質か
• 投稿している画像や動画が自社の商品やサービスとマッチしているか
• PR投稿をどのくらい行ってきているか

それぞれの項目についても詳しくお伝えしていきます。

InstagramなどSNSアカウントのフォロワー数

候補者を選出する中でも大切なのがSNSアカウントのフォロワー数です。どれだけ自社製品を愛してくれていても、フォロワー数が数十人しかいない場合、情報発信しても多くの方の目に留まることが難しくなります。フォロワー数がすべてではありませんが、あまりにも少ないと効果を上手く発揮できないのでよく検討しましょう。

フォロワー数に対して「いいね」や「シェア」数がどのくらいあるか

アンバサダーはフォロワー数も大切ですが、投稿に対してどのくらい反応が返ってくるかも重要です。フォロワー数が10万人いても「いいね」の平均が100の場合は反応率が0.1％となります。フォロワーが1万人だったとしても「いいね」の平均が1.000つくのであれば、反応率が10％となり多くの方からの反応に期待ができます。過去の投稿を確認し、どのくらいの反応がフォロワーから返ってきているかもチェックしてみてください。

過去の投稿に寄せられたコメントが良質か

1つ前の「いいね」の数と似たところなのですが、過去の投稿に寄せられたコメントもチェックしておいた方がよいポイントの一つです。注目したいのは、投稿した内容に対してのコメントがきているかどうかという点です。

投稿者の見た目を褒めるようなコメントばかりの場合、投稿者への興味はあるが内容に興味がないフォロワーが多い可能性があります。ファッションの投稿に「どこのお店で買えますか？」というコメントや、コスメの投稿に「綺麗な色のリップだったので、私も買ってみました。」などの商品に関するコメントがどのくらい寄せられているかもアンバサダーを選出する上で重要です。

さらに、届いたコメントに対してどのような返答をしているかも確認しておきましょう。一緒にビジネスを行っていく上で、信頼できる相手かどうかもチェックできます。

投稿している画像や動画が自社の商品やサービスとマッチしているか

ここまでは数字や影響力の部分を見てきましたが、自社のPRしたい商品やサービスとアンバサダーがマッチしているかどうかも大切なポイントです。フォロワーの心に響くためには、アンバサダーがPR製品に関して熱量を持っていることが必要になります。

世界観もあるので、普段料理や旅行に関する投稿をしている方が、急にファッションのPRをしても違和感があります。PRしたい自社製品と、過去の投稿がマッチしているかどうかも確認してください。

PR投稿をどのくらい行ってきているか

SNSのユーザーは露骨なPRを好まない傾向があります。他社のPRを行っている方に自社のPRを依頼した場合、ユーザーが「この人はいつもPRばかりしている」とフォローを外してしまうこともあるでしょう。そのため、競合他社でのPR活動を現在行っていない方をアンバサダーとして選ぶようにしましょう。